弁護士(検察官・裁判官も)になるためには司法試験に通る必要がありますが、試験に通ったからといってすぐ弁護士になれるわけではありません。
研修をおこなって、そのあと試験に通って初めて弁護士になることができるのです。
その研修ですが、主として「実務修習」といって、実際に裁判官や検察官、そして弁護士の傍にくっついて仕事を学ぶということになっています。
当事務所も2年前から修習生を受け入れていますが、今年も修習生がやってきました。私が修習生でいたときから10年経っており、ちょうどその修習生とは10歳年齢が離れているので、今来ている修習生が、10年前の自分と同じだということになります。
「若かったな」「あのとき散々迷惑をかけたな」とか色々感慨深いものがありますが、10年前の若々しい気持ちをもう一度取り戻して仕事を頑張りたいと思っています。