今日は法律に全く関係のない話です。
先日、村上春樹さんの長編小説が発売になったと話題になりました。
今回の小説も3年ぶりということで、
村上春樹さんの長編小説が発売されることが珍しいですし、
また、その文章自体に中毒性があることもあって楽しみにされていた方も多く、
ニュースになったのだと思います。
実は私も御多分にもれず、村上さんの文章の中毒者です。
初めて村上さんの文章に触れたのは、高校生のときでした。
「ノルウェイの森」のプロトタイプともいえる「蛍」という短編小説があるのですが、
その「蛍」が受験国語の問題文に使用されており、
問題を解くよりもその文章自体に魅了されたのがきっかけです。
(受験もときにはいいこともあるということですね)
その後、大学に入って以降、「ノルウェイの森」を皮切りに、
村上さんの長編小説はすべて(短編小説もほとんど)読みました。
そういうわけで、先週の金曜日の発売日の朝には、予約してあった新刊
(「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」)を買い、
この週末、時間をみつけて読みました。
今回の小説は、元々中編小説であったものを長編になったということですので、
それほど分量もなく、一気に読むことができました。
(それ以上の感想はネタバレになりますので控えます)
私にとっては村上春樹さんの小説を同時代で楽しめるということは
生きていくうえでの大きな楽しみの1つですし、
これからも、村上さんには多くの小説を書いていただきたいものだと思っております。